焙煎ハトムギはハトムギを精製加工したもので、その効能には一定の差があり、生のハトムギは表層を固め発汗を止める(筋の表面を固めることで発汗を止める)、利尿を促し浮腫を解消する(排尿を促すことで浮腫を解消する)、ただれを支え膿を排出するなどの作用に優れ、焙煎ハトムギは気を益し中部を補う作用に優れている。 1.生ハトムギ:薬源はマメ科の植物ハトムギ(Astragalus membranaceus)の根を乾燥したもので、味は甘く、性質はやや温性で、補気昇陽(気を補うことで陽気を高め、発育させる)、利尿を促して浮腫を除き、津液を生成して血を養う(体液と血を補う)、気滞と麻痺を促進し、ただれを抑制して筋の発育を促進する(ただれを早く治し、新しい肉の成長を促進する)作用がある。 水腫、血虚、萎縮、四肢麻痺、しびれ、癰、壊疽(急性化膿性疾患の体表、四肢、内臓に発生する一種の毒瘡)は潰瘍化しにくく、長期潰瘍化しても収束しないなどの疾患の治療に用いることができる。 2.炒りハトムギ:つまり、ハトムギの切れ端を蜂蜜炒り法に従って、粘りがなくなるまで炒り、炒りハトムギは味が甘く、温かい。 味は甘く、性質は温性で、主に気を益し、中気を補う作用があり、気虚、虚弱、少食で便が緩い、下痢が長引く、肛門脱などの治療に用いることができる。 上記の薬剤の副作用と禁忌は明らかではない。 焙煎したハトムギと生のハトムギの効能と働きは大きく異なるので、具体的な選択も医師の診断のもとに行うべきで、やみくもに単独で使用すべきではない。