喘息のハーブ処方

喘息の治療に用いることができる漢方処方には、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)と頂胆湯(ちょうたんとう)がある。 柴胡加竜骨牡蛎湯は、柴胡・エフェドラ・シネンシスからなり、丁香湯は、エフェドラ・白果・参白片からなる。
柴胡加竜骨牡蛎湯は「金匱要略」に収載されている。 柴胡9g、エフェドラ12g、大棗9g、牡蛎9g、生姜12g、桂皮9g、沢瀉10g、柴胡6g、棗2個で構成される。 肺を促進して痰を取り除き、気を下げて咳を鎮める作用がある。
主に痰飲痰滞、気逆、喘息、咳嗽症候群(息が上がって咳き込み、のどに水琴窟のような音がする)の治療に用いる。 この処方の副作用と禁忌は明らかではない。
丁喘息湯は『万病回春』の処方である。 この処方は21種の白い果実、エフェドラ9g、サンバイピ9g、アモミ果実9g、蘇子6g、アーモンド4.5g、カンゾウ3g、オウゴン根4.5g、セメンアルメニアカエ9gからなる。 肺気を促進し、熱を取り除き、痰を解消する。
痰が多く息切れを伴う咳や喘鳴、黄色っぽく粘り気のある痰、微弱な悪性の風寒など、内熱痰外寒の喘息に用いる。 この処方の副作用と禁忌は明らかではない。
上記の処方の用法用量はあくまでも参考である。 もし体調が悪いと感じたら、速やかに医師の診断を受けるべきである。