心不全の診断方法

心不全の診断には、病歴、症状、徴候、補助的検査の組み合わせが必要である。 心不全は、さまざまな心臓の構造的または機能的疾患によって心拍出量が不足し、臓器や組織への血液灌流が不十分になる症候群群である。 心不全には左心不全、右心不全、全心不全があり、急性心不全と慢性心不全に分けられる。 診断は、体循環のうっ滞または肺循環のうっ滞として現れる既存の基礎心疾患の証拠に基づいて行われる。 たとえば、左心不全ではさまざまな程度の呼吸困難と肺ラ音、右心不全では頸静脈徴候、肝腫大、水腫を呈する。 心臓聴診でガロップリズムや弁膜雑音があるかどうかも心不全の診断には重要である。 心臓超音波検査は、心駆出率やある程度の心機能を評価することができ、心不全の診断に役立つ。 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の結果も心不全の診断に重要である。 心不全が発生したら、適時に治療を受け、医療専門家の指導の下で標準的な治療を行うことが推奨される。