b型ナトリウム利尿ペプチド前駆体は、心不全診断の指標となるN末端I B型ナトリウム利尿ペプチド前駆体と考えられている。 N末端I B型ナトリウム利尿ペプチド前駆体は心不全を評価する重要な指標である。 心不全は、心臓の機能が異常に変化し、体内の組織や細胞の代謝ニーズを満たすことができない病的状態である。 脱力感、胸部圧迫感、息切れ、下垂性浮腫などの症状が現れ、一般に高血圧、糖尿病、リウマチ性心疾患などの病態が進行する重篤な段階であり、生命を脅かすこともある。 50歳未満の成人では450pg/ml未満、50歳以上では900pg/ml未満が正常値であり、基準範囲内であれば心不全はないと考えられ、基準範囲を超えれば心不全の存在が示唆される。 心不全が生じた場合は、N末端B型ナトリウム利尿ペプチド前駆体の検査に加えて、心電図、心臓超音波、心筋酵素、その他の疾患治療項目をさらに検討する。