夜間掻痒感が強いのは、精神的要因、生理的リズムの調節障害、サイトカインやプロスタグランジンの分泌などが関係している可能性がある。
1.心理的要因:夜間、特に就寝前は外的刺激が少なく、退屈を感じることが多いため、かゆみを感じやすく、精神的緊張もかゆみを悪化させる。
2.生理リズムの調節障害:視床下部と下垂体軸は体の生理リズムを調節する重要な内分泌軸で、副腎皮質刺激ホルモンの分泌量は通常夜間に最低値まで低下し、抗炎症作用も最低値まで低下するため、夜間の皮膚のかゆみ症状の原因の一つとなる。
3.サイトカインとプロスタグランジンの分泌:インターロイキン2とプロスタグランジンの分泌が夜間に増加し、かゆみが増すことが明らかになっている。
このほか、夜間の経皮水分喪失量の増加、夜間の体表面温度の上昇なども、日中よりもかゆみの症状が悪化する原因となります。
かゆみの症状が現れたら、早めに病院へ行き、原因をはっきりさせ、医師の指示に従って治療するようにしましょう。