腹痛で血を吐いて何が悪い?

胃痛と吐血は、出血を伴う胃潰瘍、出血を伴う十二指腸潰瘍、胃底静脈瘤の破裂による出血などが考えられます。
1.出血を伴う胃潰瘍:胃潰瘍は胃粘膜の表面に発生する潰瘍性病変で、その発症の多くはヘリコバクター・ピロリ菌の感染が関係しており、胃粘膜に大小さまざまな潰瘍面が形成され、症状が重くなったり、アルコールを大量に摂取したりすると、強い胃痛を伴って潰瘍面から出血することがあります。
2.出血を伴う十二指腸潰瘍:十二指腸潰瘍は十二指腸粘膜に発生する潰瘍性病変で、潰瘍面が深くなると胃痛や出血を引き起こし、口から血を吐き出すこともあります。
3.胃底静脈瘤の破裂による出血:多くは門脈圧亢進症が原因で、破裂した胃底静脈瘤から大量の血液が溢れ出し、胃痛、吐血、血便などの症状が現れます。
胃痛や吐血には、急性胃炎、胃腫瘍など他の原因も考えられます。