夏の手足のほてり、冬の冷えの主な原因は陰陽の不足である。
漢方医学では、陽気が不足すると内蔵が冷え、陰気が不足すると内蔵が熱くなるとされている。 陽虚の主な原因は、体内の熱や火を奪う薬の長期服用、脾胃の陽気を損なう冷たい飲み物の摂取、加齢などである。 冬の手足の冷えは、腰痛や足の脱力感を伴うことが多い。 腎陽を温め補う作用のある金桂仁気丸を服用するとよい。
陰虚は、主に温性薬や乾燥性薬の使いすぎなどが原因で起こる。このグループの場合、夏の手足のほてりは口や舌の乾燥、不眠、胸焼けを伴うことが多いので、陰を養い腎を補う作用があり、陰虚による手足のほてりを治療できる六味地黄丸を服用するとよい。 上記の薬の副作用は明確でなく、妊婦は金桂仁気丸の服用が禁止され、六味地黄丸の禁忌は明確でない。 夏に手足がほてり、冬に手足が冷える患者は、漢方医に相談し、エビデンスに基づいた診断のもと、標準的な治療を受けることをお勧めする。