血中カルシウムの上昇は、悪性腫瘍の診断と明らかな相関関係はなく、診断的意義はない。 悪性腫瘍の診断は、身体徴候、画像診断、細胞診、免疫学、ゲノム学、病理学およびその他の総合的診断に基づくべきであり、比較的感度の高い血液腫瘍マーカーでさえ、単一の指標で悪性腫瘍を診断することはできない。 血中カルシウムの上昇を引き起こす可能性のある臨床疾患は数多くあり、例えば甲状腺疾患はカルシウム代謝異常を引き起こす可能性がある。 副腎疾患は、全身の代謝に影響を及ぼすことにより、カルシウム代謝異常を引き起こしうる。 特定の原発性骨腫瘍または転移性骨腫瘍もまた、血中カルシウム上昇を引き起こしうる。 血中カルシウムの上昇は、がんの診断において実用的な意味はない。 異常が発見された場合は、時間内に病院へ行き、専門医の指導のもとで診断と治療を受けるべきである。