手の外傷による小さな傷には、抗生物質の外用は勧められない。
外傷後、小さな傷しかない場合、感染の危険性は低いので、ポビドンヨードで消毒することを勧め、消毒後、内側から外側に向かってやさしく拭き、3~5cmの傷口まで拭き取るように注意する。
抗生物質の外用は、薬剤の濃度が高くなりすぎて耐性菌が発生する可能性があるため、ペニシリン系抗生物質、セファロスポリン系抗生物質、ハロペリドール系抗生物質を問わず、創傷の外用には使用しない。 グラム陽性菌に作用する抗生物質、例えばムピロシン軟膏やポリミキシンB軟膏は、創傷感染のリスクが高い場合や感染が重症の場合に考慮される。
外傷がある場合の感染制御のための抗生物質の必要性については、かかりつけの病院の一般外科にご相談ください。