甲状腺機能亢進症の有無は、甲状腺腫や甲状腺機能異常の有無だけでなく、甲状腺機能亢進症の症状の有無からも判断できる。
甲状腺機能亢進症の患者には、動悸、発汗過多、体重減少、食欲亢進、下痢や便通、興奮などの代謝亢進症状があり、甲状腺の腫大を伴うことがあります。
甲状腺機能検査では、血清甲状腺ホルモン値の上昇とサイロトロピン値の低下を示すことがあります。
甲状腺機能亢進症は、代謝亢進の徴候や症状、甲状腺の腫大、上記の甲状腺機能異常がある場合に診断されます。 しかし、甲状腺機能亢進症の患者の中には、無気力性甲状腺機能亢進症のように明らかな症状がないものもあり、また甲状腺機能亢進症の患者の中には血清トリヨードサイロニン(T3)の増加のみを認めるものもあり、これはT3甲状腺機能亢進症として知られています。
甲状腺機能亢進症が疑われる患者は病院を受診し、医師に判断を仰ぐべきです。