Ki67+90%は、Ki67陽性率が90%であることを示し、腫瘍細胞の増殖が活発で、再発・転移のリスクが高く、予後不良であることを示唆する。
Ki67抗原は腫瘍細胞増殖関連蛋白質であり、検出された細胞総数に占めるKi67陽性細胞の割合を免疫組織化学染色することにより検出することができる。Ki67抗原は細胞周期のG1後期、S期、G2期、M期にのみ存在し、細胞核が静止しているG0期には存在せず、Ki67抗原の半減期は短いため、腫瘍の増殖活性の信頼できる指標となる。
Ki67陽性率によって、高発現、低発現、陰性、陽性に分類することができる。 一般に、Ki67陽性率の90%は強陽性または高発現に属し、腫瘍細胞の増殖が活発で、腫瘍の分化度が低く、悪性度が高く、再発・転移しやすく、予後不良である。
免疫組織化学検査を受ける患者は、Ki67陽性率やその他の指標に基づいて適切な治療法を選択するために、適時に専門医と相談することが推奨される。