仙腸関節の炎症性変化としては、リウマチ・免疫疾患、変形性関節症、感染症、内分泌系疾患などが考えられる。 1.リウマチ性・免疫性疾患:たとえば強直性脊椎炎では、仙腸関節の炎症性病変が二次的に起こり、腰仙痛として現れることがある。 乾癬も仙腸関節炎症性病変を伴うことがある。 2.変形性関節症:仙腸関節の過形成、変性、関節腔の狭小化、腰仙痛、活動制限。 3.感染症:細菌性化膿性感染症や結核性感染症が仙腸関節に侵入することがある。 4.内分泌系疾患:甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、糖尿病、コルチゾール中毒症も仙腸関節を侵すことがある。 仙腸関節の炎症性変化は、病歴、症状、身体所見と組み合わせて診断する必要がある。