頭部CT検査は、頭蓋内出血や虚血性病変、空間占拠性病変などの有無の判断に用いることができます。また、頭部外傷性疾患も頭部CT検査で診断・誘導することができます。 1.頭蓋内出血や虚血性疾患:頭部CT検査は頭蓋内出血性疾患に対して感度が高く、脳出血が疑われる場合、緊急CT検査を行い、出血箇所と出血量を明らかにし、救急治療の指針とし、患者の生命を救うことができる。 頭部CTは虚血性疾患に対する感度が低いため、頭部MRIと組み合わせることで診断の精度を高めることができる。 2.頭蓋内腔占拠性病変:頭蓋内腫瘍、嚢胞、寄生虫性疾患などは、頭部CTで腔占拠性病変の大きさと境界を明確にすることができ、その後の治療の指針として大きな意義がある。 3.頭部外傷:脳挫傷、頭蓋骨骨折、頭皮血腫はCTで明瞭に提示でき、頭部CTは頭部外傷患者の救護に非常に有用である。