空腹時血糖が5.8mmol/Lと高いが、食後血糖が正常な妊婦は、通常、妊娠糖尿病と考えられる。 空腹時血糖が高いが、食後血糖が正常な妊娠糖尿病は、夜明け現象またはスミュジェ反応によるものと考えられる。 妊娠中の妊婦の正常空腹時血糖は5.1mmol/L以下であるべきなので、空腹時血糖5.8mmol/Lは高い方である。 空腹時血糖が高いが食後血糖が正常な妊娠糖尿病は、夜明け現象、すなわち夜間は血糖コントロールが安定しているが、早朝にホルモン分泌のバランスが崩れることで空腹時血糖が上昇することが原因と考えられている。 また、夜間に低血糖を起こし、早朝に血糖がリバウンドして空腹時血糖が上昇するというスミュジ反応による場合もある。 夜間の血糖をモニターすることで、空腹時血糖が高い原因を明らかにすることができる。 空腹時血糖が高く、食後血糖が正常な妊婦は、病院で医師の判断を受けることを勧められる。