顔面筋痙攣の見分け方

顔面筋スパズムは、臨床症状、身体所見、筋電図検査、磁気共鳴断層撮影血管造影検査によって同定することができる。
1.臨床症状:顔面筋痙攣は主に中高年の女性にみられ、初期には眼輪筋の間欠的な痙攣がみられ、次第に片側の顔面筋に拡大し、口角筋の痙攣が最も顕著である。 口角挙筋の痙攣が最も顕著で、緊張、疲労、随意運動により症状が増悪し、睡眠後停止する。
2.身体徴候:顔面筋痙攣の患者は通常、他に陽性徴候を認めない。
3.筋電図検査:片側伸展反応や瞬目反射などの関連運動に伴う特徴的な高周波放電がみられ、顔面筋スパズムと他の不随意運動との鑑別に役立つ。
4.磁気共鳴断層撮影による血管造影:顔面神経の明らかな圧迫を認める。
顔面筋スパズムは、機能性眼瞼痙攣、習慣性チック障害Meige症候群などとの鑑別が必要である。 同様の症状が出現した場合には、明確な診断と適切な治療のために積極的に医療機関を受診することが推奨される。