アレルギー性鼻炎は漢方では鼻づまりの範疇に属し、この病気の漢方処方には信義清肺飲、補中益気湯などがある1. 1.辛夷清肺飲はオウゴン、山梔子、辛夷花からなり、清肺開竅(肺を清め、鼻の穴を開く)の作用があり、鼻づまりの治療は肺経の通熱に属し、鼻づまり、鼻水、咳、のどのかゆみを主症状とする。 この処方の副作用や禁忌は明確でなく、この処方に対してアレルギーや過敏症のある人は使用禁止である。 2.補中益気湯は人参、ハトムギ、アトラクチロデスなどからなり、補中益気(脾胃の中間の焦気を補うこと)、昇陽、沈下した臓腑を引き上げるなどの作用があり、脾気虚(脾気が弱い)、鼻づまり・鼻水、黄色(ツヤのない黄色っぽい色)、食欲不振などの症状を伴う鼻づまりに効果があります。 この処方の副作用と禁忌は明確ではなく、熱を伴う陰虚(陰液の不足)の場合は禁忌である。 該当する症状が現れた場合は、医師の診断を仰ぎ、専門医の指導のもとで使用すること。