血清シスタチンC値が高い場合は、慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症、高血圧性腎症などの初期の腎障害を示している。 さらに、腎移植や化学療法薬の使用もこの指標の上昇につながる。 シスタチンCは糸球体濾過膜を自由に透過する。 原尿中のシスタチンCはほぼ全量が近位尿細管の上皮細胞に取り込まれて分解され、血液に戻ることはなく、尿中に排泄されるのは微量である。 したがって、血清シスタチンC値は糸球体濾過機能の高感度かつ特異的な指標となる。 血清シスタチンCが高値の場合は、病院の腎臓内科で検査を受け、原因を調べることが勧められる。 また、尿ルーチン、尿マイクロアルブミン、24時間尿蛋白定量、腎機能、腎超音波検査などと組み合わせて、腎臓病の初期状態かどうかをさらに判断する必要がある。 血清シスタチンCが高値の場合は、適時に病院に行って原因をはっきりさせ、医師の指示に従って治療する必要がある。