胃間葉系腫瘍に対する低侵襲手術は、全身麻酔下での腹腔鏡下胃間葉系腫瘍切除術であり、腫瘍の位置と大きさによって異なる切除法が選択される。 腫瘍径が5cm以下の場合、例えば胃底部に位置する腫瘍であれば、直線的な切断閉鎖を用いた楔状切除術を行うことができ、腫瘍が胃体部に位置する場合は、切断閉鎖を用いた不規則な胃切除術を行い、腫瘍が噴門部や幽門部近傍に位置する場合は、腫瘍の抉り取りや不規則な切除を行う。 腫瘍の直径が5cmを超える場合は、腫瘍の位置に応じて近位胃大切除術か遠位胃大切除術が選択され、低侵襲手術は推奨されない。 腫瘍径が10cmを超える場合は、胃大切除術または胃全摘術のいずれかを行う。 病巣は腫瘍の端から2cmのところで切除され、腫瘍は袋に入れられ、補助切開から摘出される。 術後の定期的な病理検査と定期的な経過観察が必要である。