膝の曲げ伸ばしの痛みには、膝関節遊離体、半月板損傷、変形性膝関節症などがあります。 1.膝関節遊離体:膝関節に外傷を負った後、膝関節の表面が衝突して関節軟骨が剥がれ落ち、その骨片が膝関節腔に落ちると遊離体が形成され、膝を曲げる時に遊離体が圧迫されて動けなくなり、ボキボキという音と痛みが生じます。 関節鏡視下膝関節遊離体除去手術の治療を受ける必要があり、薬物などの治療効果はあまりよくありません。 2.半月板損傷:膝の外傷による半月板損傷は、脛骨と大腿骨の押し出しによって半月板が断裂して回転し、膝が曲がる時に詰まってバリバリ音がして痛みを生じます。 治療は主に関節鏡視下半月板縫合術と部分切除形成術などの外科的治療を行います。 3.変形性膝関節症:変形性膝関節症は関節軟骨の損傷によるもので、膝の曲げ伸ばし、関節面の摩擦、カクカク感、痛みなどの症状を引き起こします。 セレコキシブなどの消炎鎮痛剤の内服、関節腔にヒアルロン酸ナトリウムを注入して関節腔を潤滑にする方法、重症化した場合は人工膝関節置換術も可能です。 膝の曲げ伸ばしのきしみや痛みが現れたら、専門医に相談し、専門医の指導のもとで積極的に適切な治療を行うことが、膝の不快な症状を早期に改善することにつながります。