慢性内耳前庭疾患とは、耳石症、メニエール病、迷路炎などの内耳疾患を指す。 1.耳石症:耳石が内耳から脱落し、体位の変化と相まって、脱落した耳石が三半規管の異常な位置に入り込むことにより、短期間のめまい症状が突然出現する。 2.メニエール病:メニエール病は内耳迷路の循環障害によって起こり、膜性迷路の前庭構造の平衡機能や位置認知に影響を及ぼす。 メニエール病は、膜性迷路の液体が原因で起こり、平衡機能と位置知覚に異常をきたし、エピソード性めまいとして現れる。 3.迷路炎:中耳炎が頻発すると、中耳腔構造の損傷や浸食、内耳の前庭器官の刺激や損傷が生じ、次いで内耳迷路の炎症や瘻孔が生じる。 慢性の内耳前庭疾患は、明確な診断の後、適時に病院へ行き、系統的な検査を受ける必要があります。