肺癌焼灼術は肺癌治療の外科的方法であり、主な欠点は末梢組織へのダメージ、再発しやすい等、適応範囲が狭いことである。 1.末梢組織へのダメージ:治療自体の大原則は、体外でマイクロ波によって発生させた熱エネルギーで病巣を死滅させることであり、治療の過程で末梢神経や血管へのダメージを伴いやすい。 2.再発しやすい:アブレーションによる病変が大きい場合、腫瘍組織を完全に不活化できないことがあり、リンパ節郭清ができないため、腫瘍細胞が残存していると再発しやすい。 3.適応範囲が狭い:病変が大きい患者、心肺機能に異常がある患者、ペースメーカーを植え込んでいる患者には、対応する治療計画を用いることができない。 低侵襲治療である肺癌アブレーションには適応と禁忌があり、患者は臨床医の指導のもと標準治療を行うことが望ましい。