ゼリー状の痰は肺癌の兆候か?

ゼリー状の痰は肺癌の徴候ではありません。
ゼリー状の痰は好酸球の結晶によるもので、その多くは肺のクレブシエラ菌感染によるものと考えられており、肺癌患者がゼリー状の痰を持つことは稀である。
その上、肺癌患者は通常、初期には明らかな不快感がなく、一部の患者だけがやせ、吐血、咳などに悩まされることがあるが、ゼリー状の痰が出ることはないので、ゼリー状の痰の出現は肺癌の前兆ではないと見ることができる。
ゼリー状痰の出現が長期間続き、吐血や喀痰を伴う場合は、肺機能の改善、喀痰培養、胸部X線、肺CTなどの検査を適時に行う必要がある。