桂皮は桂皮の乾燥皮で、桂皮は竜眼の果皮である。 桂皮は火を補って陽気を助け、寒痛などを治し、腎陽虚などを治し、桂皮は心脾を補い、血を養い、心を静め、気血両虚、心悸亢進(心臓の鼓動が激しく、パニックになり落ち着かない)などを治す。
桂皮の薬源はクスノキ科のCinnamomum cassiaeの乾燥樹皮で、性質は熱性で、火を補い陽気を助け、寒を散じ痛みを和らげ、経絡や経穴を温め、火を原点に帰らせる(腎の火が上がるのを抑制する)作用があり、腎陽虚、インポテンツ、子宮冷え、心腹の冷痛、冷えのぼせや嘔吐・下痢などに用いる。
出血傾向のある人や妊婦は桂皮の使用に注意し、桂皮は紅石樹脂と併用しない。
桂皮は竜眼肉ともいい、薬源は桂皮科の竜眼肉で、その性質は温性で、強壮心脾、滋養強壮血、精神安定作用があり、気血両虚、心悸亢進、物忘れ、不眠症、血液萎縮症候群の治療に用いることができる。 ただし、桂皮は湿(湿が多すぎると脾胃の膨満感や不快感につながる)、飲酒を止めた人(水分が体内にとどまる)、痰、火の多い人には避けるべきである。
漢方薬は医師の指導のもとに使用する必要があり、自己判断で使用してはならない。