LSILは低悪性度の子宮頸部上皮内新生物でもあり、がん化するまでの期間を予測することは困難です。 がん化しないこともあれば、3~5年かかることもあり、10年程度でがん化することもある。 LSILは約60%の症例で自然に治癒し、細胞診でLSIL以下の症例は経過観察のみでよい。 経過観察中に病変が発生したり、2年間持続する場合は治療が適切である。 患者が高リスクヒトパピローマウイルス感染の合併症を発症した場合、約10年後に癌が発生する可能性が高い。 子宮頸部円錐切除後も検査結果がLSILのままの患者は、3~5年以内にがんを発症する可能性がある。 低悪性度子宮頸部上皮内新生物の進行は比較的緩やかであるため、定期的な検診が推奨される。 検診の病理結果は1~2年間変化しないため、LSIL病変の場合は外科的切除の必要性も選択肢となり、外科的切除後にがんが発生する可能性は低くなる。