気血不足による乳汁分泌低下の症状

母乳が少ない気血両虚は、漢方でいう気血両虚タイプの乳汁分泌不全に属すると考えられ、母乳量が少ない以外に、疲労感(精神的な疲れ、体力的な衰え)、動悸(心臓の鼓動が速く、パニックを伴うことが多い)、物忘れ、腰膝痛(腰や膝が痛くて力が入らない感じ)などが特徴的です。 母乳不足は、授乳中に母乳がほとんど出ない場合にみられますが、気血両虚、肝気滞(肝気の流れがスムーズでない状態)、痰閉などが考えられますので、全身の症状と合わせてパターンを明らかにする必要があります。 気血両虚の場合は、疲労感、息切れ、自汗(昼間に不随意に汗をかき、少し動くと汗が出ることで悪化する)、腰痛などの気虚の症状のほか、黄色っぽい色(光沢のない黄色っぽい色)、動悸や物忘れ、めまいや立ちくらみ、においが薄く無味な乏乳などが選ばれます。 気血両虚タイプの乳汁不足には、当帰芍薬散や八珍湯などが用いられますが、医師の指導のもとで使用することをお勧めします。 気血両虚による乳汁減少が疑われる場合は、医師にはっきりとした診断を仰ぎ、医師の指示に従って治療することをお勧めします。