正常分娩時に裂傷創の外側に糸が存在するのは、正常分娩時に裂傷創の縫合糸が不完全に吸収されるか、縫合糸の結び目が緩むか、裂傷創の外側に縫合糸が露出するためと考えられる。 膣裂傷や会陰裂傷は、正常分娩時、特に母体の会陰水腫、膣炎、大きな胎児、鉗子分娩などがある場合にしばしば発生し、会陰切開や縫合が必要になることもある。 裂傷が小さく、活発な出血がない場合は縫合しないこともあるが、活発な出血がある場合や会陰切開を行う場合は縫合することが多い。 会陰縫合には外縫合と内縫合があり、外縫合は多くの場合非吸収性で数日後に抜糸が必要であるのに対し、内縫合は抜糸の必要がなく、自然に吸収される。 しかし、患者によっては吸収がうまくいかず結び目が残ったり、吸収の過程で結び目が緩んで糸が露出したりすることがある。 糸による裂傷がある患者さんは、明確な理由がある場合は医師に相談し、医師の指示に従うことをお勧めします。