小金丸も西黄丸も咽頭嚢腫には用いられない。
小金丸は結節を散じ、腫脹を除き、瘀血を解消し、疼痛を緩和する効能があり、瘰癧(主に頚部リンパ節の結核を指す)、胆腫(甲状腺の腫瘍に相当)、乳巌(乳癌に類似)、乳房糜爛(乳房に痛みを伴うしこりがあり、月経周期や感情・気分の変化と密接な関係があり、乳腺増殖症に相当)等、痰気の滞りによって生じる疾患に用いることができる。
本品の副作用は明らかでなく、妊婦には禁忌である。 本品は調製された曹呉を含むので、長期間過剰に服用しないこと。 アスリートはこの製品の使用に注意すべきである。
西黄丸は清熱除毒(体内の熱や毒素を取り除くこと)、鎮腫散塊(腫れを鎮め、しこりを分散させること)の作用があり、癰腫(毒瘡の一種で、体表、四肢、内臓に発生する急性の化膿性疾患)、疔腫(皮膚病の一種で、重症の疔腫の程度を指す)、瘰癧、リュウマチ(深層筋に発生する多発性の膿瘍)、癌腫、その他熱や毒素の鬱滞による疾患に用いることができる。
副作用は不明で、妊婦には禁忌であり、スポーツ選手には慎重に使用する。
すでに呼吸困難を起こしている咽頭嚢胞は、できるだけ早く外科的に切開して治療し、薬物治療は行わない。軽度の呼吸困難の患者は、系統的な検査を行い、原因をはっきりさせた上で、原因や症状に応じて治療し、自己判断で薬物を使用しない。