上行結腸多発性憩室は、大腸のさまざまな部位に消化管粘膜の陥凹が多発する、臨床上よくみられる腸疾患である。 上行結腸の多発性憩室は主に結腸内の圧力の上昇によって生じ、先天性憩室と後天性憩室に分類される。 先天性憩室は先天的に大腸壁の全層が弱くなっているもので、後天性憩室は腸管内腔の圧力の上昇によるもので、患者の慢性便秘などの低繊維食や果物や野菜の摂取量の少なさなどが関係していると考えられ、いずれも大腸内の圧力を上昇させる。 上行結腸多発性憩室の症状が軽い患者さんには治療の必要はなく、生活習慣を整え、健康的な食事を心がけ、野菜や果物を多く摂取し、排便をスムーズにすることに注意する必要があります。 上行結腸多発性憩室の症状が重い場合は、外科的治療を選択することができます。