空洞のある創傷は、空洞欠損の大きさと創傷の清潔度に応じて治療すべきである。 一般的に用いられる方法は、一段階縫合と延期縫合である。 空洞欠損が小さく、閉鎖後に明らかな張りがない清潔な創に対しては、まず創と周囲の皮膚を十分に消毒し、創の洗浄後に深部から浅部に向かって一層ずつ縫合する一段階縫合が使用できる。 空洞欠損が大きく閉鎖が困難な創傷や汚染を伴う創傷は、創傷と周囲の皮膚を十分に消毒した後、ワセリンガーゼなどを充填し、空洞内の新組織の発生や感染創のコントロールを待ってから縫合する。 空洞のある傷の縫合は、空洞を残さずに傷口を一層ずつ確実に閉じるようにする。 創に強い張力があるときに無理に創を閉じようとすると、創の剥離を引き起こし、治癒過程に影響を及ぼす可能性がある。