腰痛の原因は、首や肩の筋膜の無菌性炎症によるものと、頚椎症によるものがある。
1.頚肩筋膜炎症:頚肩には筋膜組織が多く付着しており、頭を下げての長時間の作業や携帯電話の使用により、頚肩筋膜組織が疲労損傷し、無菌性炎症が出現する。 頭を下げると、首や肩の筋膜が引っ張られるように刺激され、背中部分に引っ張られるような痛みの症状が誘発される。
2.頚椎症:頚椎の退行性病変により頚椎症が生じ、頚部や肩の筋筋膜に無菌性炎症が起こる一方で、背部を支配する神経が圧迫されることがある。 頭を下に反らせると、筋膜が引っ張られ、さらに神経根が圧迫されるため、背中の引きつれ痛の症状が出ることもある。
頭を下げると背中が痛くなるのは、他にも原因があるかもしれませんので、時間に余裕を持って病院に行き、検査を済ませて原因をはっきりさせ、医師の指導のもと、的を射た治療や施術を行うことをお勧めします。