胸焼けは?

胸焼けとは、胸腔内の心臓付近の灼熱感や痛みのことで、胸焼けとも呼ばれる。 胃食道逆流症(GERD)や狭心症などが原因となることがある。 1.胃食道逆流症(GERD):胃酸が食道に入り粘膜上皮を刺激し、痛み、胸やけ、酸の逆流、咳などの症状を引き起こす。 GERDの治療は主に薬物療法が中心となり、オメプラゾールなどの胃酸抑制薬、ドンペリドンなどの胃パワー薬、ビスマスペクチンなどの粘膜保護薬、ヘリコバクター・ピロリ感染と合併している場合はクラリスロマイシンなどの抗生物質が使用される。 重症の場合は外科的逆流防止治療が必要である。 2.狭心症:狭心症発作の中には、典型的な心臓の前部領域が絞られるような感覚、窒息感に加え、局所的な灼熱感を伴うものもある。 ニトログリセリンの舌下投与で急性の痛みを和らげ、ニフェジピンなどのカルシウム拮抗薬、アテノロールなどのβ遮断薬、トリメタジジンなどの抗心筋虚血薬を日常的に使用し、重症例にはステント留置が必要である。 上記の薬剤は臨床医の指導のもとで使用し、無許可の薬物治療は禁止されている。 胸やけ、酸逆流、胸痛などの症状が現れたら、症状を長引かせないためにも、適時病院を受診し、医師の指示に従って治療することが勧められる。