疝痛の症状は主に腹部の突然の発作性腹痛として現れ、腹痛の持続時間、痛みの程度、部位などに違いがある。 1.持続時間:疝痛発作の持続時間は通常3~5分で、間隔は数分から数十分、個人差はあるが数日間繰り返す。 2.痛みの程度:疝痛による腹痛が軽い場合は我慢できるが、重症の場合は顔面蒼白、冷や汗、手足の冷えなどの症状が現れることが多い。 3.腹痛の部位:小腸が痙攣した場合は、臍の周囲の痛みとして現れることが多い。遠位結腸が痙攣した場合は、左下腹部の痛みとして現れる。近位結腸と回腸が痙攣した場合は、右下腹部の痛みとして現れる。下行結腸やS状結腸が痙攣した場合は、排便前の痛みとして現れる。結腸の肝弯曲部や脾弯曲部が痙攣した場合は、季節性の肋骨周辺の痛みとして現れる。 疝痛の発作がたまに起こり、自己治癒が可能であれば、特別な治療は必要ないが、発作の時間が長く、再発を繰り返すようであれば、適切な治療法の指導のもと、早めに医師に相談する必要がある。