難治性てんかんの治療は容易ではない。 発作やてんかん症候群が異なれば、臨床的特徴や予後も異なり、同じてんかん症候群の患者であっても予後は異なる。 てんかん患者の約1/3程度は、一定期間の単剤治療により、あるいはごく一部の患者では無治療でも長期寛解を得ることができる。 さらに約1/3の患者は、単剤療法または妥当な多剤併用療法で発作を効果的にコントロールし、満足のいく結果を得ることができる。 したがって、てんかん患者の約70%は予後良好である。 合理的な薬物療法にもかかわらず、発作が長期化する患者も30%おり、難治性てんかんと呼ばれている。 難治性てんかんは、知的・身体的障害を引き起こすだけでなく、一連の心理的・社会的問題を引き起こす可能性があるため、てんかん治療、予防、研究の大きな焦点となっている。 難治性てんかんを早期に発見し、より積極的な治療が行えるようにすることが重要である。