扁桃炎に効く漢方薬トップ10というものはなく、扁桃炎は漢方医の指導のもと、普地蘭消炎錠や青黛内服液などの独自の漢方薬で治療することができる。 普地蘭消炎錠:この薬はオウゴン、タンポポ、苦丁字、パナックス・キンケフォリウムからなり、清熱除毒(体内の熱や毒素を取り除くこと)、消炎、浮腫軽減の効能があり、おでき、咽頭炎、扁桃炎などの治療に用いることができる。 副作用としては、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、腹痛、下痢、めまい、疲労感、発疹、かゆみなどがある。 妊婦や脾胃虚寒(脾胃が虚弱で冷えやすい)で腹痛、温感、下痢などの症状がある人は注意が必要である。 服薬中、温める薬を同時に服用することは好ましくない。 オウゴン青内服液:本剤は、Panax quinquefolium、Scutellaria baicalensis、Gardenia jasminoides、Phellodendron Bark、Rhizoma Polygonati Odoratiを主成分とし、清熱解毒、咽頭鎮痛、消腫の効能があり、肺・胃の固熱症候群による急性咽頭炎、咽頭痛、咽頭乾燥、咽頭灼熱感の治療に用いる。 本剤服用後、軽度の下痢がみられることがあるが、通常は自然に軽快する。 妊婦、脾虚の緩便(細く形のない便)、風寒の胃痛や咽頭痛には注意が必要である。 糖尿病患者や小児は医師の指導のもとに服用する。 漢方薬や独自の漢方薬は、中医師の指導のもとでエビデンスを見極めながら使用する必要があり、副作用を避けるためにやみくもに使用すべきではない。