寝て測る血圧と座って測る血圧の違い

横臥位と座位での血圧測定の違いは、主に体位、肘の位置、姿勢低血圧時の値の違いであり、その他は同じである。 血圧測定のために横になる患者は横臥位をとり、肘は腋窩正中線の高さに位置する。血圧測定のために座る患者は座位をとり、肘は第4肋軟骨の高さに位置する。姿勢低血圧の場合、横臥位で測定した血圧は座位で測定した血圧より高くなる。 その他、測定前の準備、測定手順、測定結果は同じであった。 1.測定前の準備:患者とコミュニケーションをとり、リラックスさせ、緊張させず、静かな環境で5~10分間安静にさせる。 2.測定手順:間接血圧測定用の上腕動脈を選択し、肘を右心房と同じ高さにし、血圧計のカフを上腕に巻き、1-2本の指にフィットする適当な弾力度で、血圧計の使い分けに従って血圧測定を行う。 3.測定結果:横臥時および座位時の血圧測定は、姿勢性低血圧を除き、肘と右心房の高さが同じであれば、血圧測定結果にあまり差がない(5mmHg未満)。 血圧測定結果が明らかに異常な場合は、積極的に医師に相談し、医師の指示に従って適切な治療を行う必要がある。