80歳の高齢者が肺穿刺を受けられるかどうかは、ケースバイケースで判断すべきであり、病変の大きさや場所に関係することがある。 基礎疾患やその他の禁忌も考慮する必要がある。 1.肺病変の大きさと位置:通常、肺病変の直径が大きければ肺穿刺検査は容易であるが、直径が小さければ肺穿刺検査は困難になる。 肺病変が末梢に近いほど肺穿刺は容易であるが、肺門に近い肺病変は穿刺できないことがある。 肺穿刺の適応かどうかは、病変の大きさと位置を医師が評価する必要がある。 2.基礎疾患:80歳の人に肺穿刺が可能かどうかは、その人の身体状況と照らし合わせて考える必要がある。 基礎となる心肺機能が低下していれば、肺穿刺時の気胸のリスクは高く、肺穿刺は勧められない。 しかし、基礎となる心肺機能が良好であれば、ほとんどの症例で肺穿刺に耐えることができる。 3.その他の禁忌:血液系疾患による出血傾向がある場合は肺穿刺を行うことができない。 急性梗塞を伴う場合も、穿刺生検は通常勧められない。 抗凝固薬を服用している場合は、その薬を中止できるかどうかを評価する必要がある。 中止できる場合は肺穿刺を延期できるが、どうしても服用しなければならない場合は肺穿刺は勧められない。