末期胃癌の症状

胃がん末期の臨床症状には、主に消化機能の異常、吐血、黒色便、体調の悪化などがある。 1.消化機能の異常:胃がんが胃壁に浸潤して閉塞を起こし、蠕動運動や食物の排出に影響を及ぼし、腹部膨満感、食欲不振、嚥下困難、嘔吐などの症状が現れます。 胃がんの末期では、腹膜転移がほとんどで、腸閉塞、腹痛、排便・排便停止、腹水などが起こりやすくなります。 2.吐血・黒色便:主に腫瘍による血管の浸潤による血管の破裂や腫瘍表面の潰瘍による出血が原因で、出血が続くと吐血・黒色便となり、重症になると命に関わります。 3.体調の低下:腫瘍による体力の消耗と出血の繰り返しのため、体調が低下し、貧血、衰弱、運動能力の低下などの症状が次々と現れ、重症になると多臓器の機能不全に陥ります。 また、胃がんの末期には、局所のしこり、多発性リンパ節腫大、多発性転移などの症状が現れることもあります。 進行期の胃がんは、主にQOL(生活の質)を改善することを目的とした緩和治療が行われるため、病状を長引かせないためにも、余裕を持って医師に相談することをお勧めします。