根元の白い舌苔が厚いのは、腎陽虚、気の変転が好ましくない、痰湿が下焦に停滞しているなどの原因が考えられるが、正確な原因は患者の他の症状と合わせて判断する必要がある。 腎陽虚で気の変転が好ましくない患者では、舌が白く厚く覆われる症状のほかに、冷え(体の冷え)、手足の冷え、気力不足、息切れや喘鳴、腰膝痛(腰部や膝の痛みや脱力感)、インポテンツ、精子無力症や水腫、尿失禁などがみられる。 痰湿が下焦に停滞している患者は、舌が白く厚く塗れる症状だけでなく、手足が重い(四肢の脱力感や重苦しさ)、胸部や心窩部の収縮、食欲不振や口の中の脂っぽさ、便が緩い、下肢の浮腫などを伴うこともある。 その他、白い舌苔に伴う不調がある場合は、早めに医師に相談することをお勧めします。