糖尿病や標的臓器障害などの合併症がなければ、軽症高血圧はグレード1高血圧とも呼ばれ、当面は薬物療法を行わなくても治療的生活介入によってコントロールできる。 降圧薬の使用が必要な高血圧症は、グレード2以上の高血圧症患者、糖尿病を合併した高血圧症患者、心臓、脳、腎臓などの標的臓器障害や合併症を有する患者、生活習慣を改善しても血圧の効果的なコントロールが得られていない持続的な血圧上昇患者、降圧薬による治療が必要なハイリスクおよび超ハイリスク患者である。 軽症の高血圧患者は、体重を減らす、脂肪の摂取量を減らす、運動を増やす、ナトリウムの摂取量を減らす、禁煙する、飲酒を制限するなどの治療的な生活習慣の介入によって、薬物療法を行わなくても血圧をコントロールすることができる。 軽症の高血圧患者は、合併症を予防するために、病院に行って医師の指導のもとで血圧を下げる必要がある。