心臓弁置換術には、胸の正中切開による従来の開胸心臓弁置換術と、低侵襲心臓弁置換術の2種類があります。 1.胸部正中切開による開心弁置換術 (1)胸腔を切開し、大動脈と右心房にチューブを挿入して体外循環を行い、心臓の拍動を止め、手術中の出血がないようにする。 (2)置換する弁の位置により、切開して病変のある弁を除去し、心腔内の血栓を探って除去し、置換する弁を適切な位置に配置して縫合する。 (3) 縫合後、心臓切開部を閉鎖し、心臓循環を回復させ、心機能と血圧値が回復するまで体外循環を続け、体外循環を中止し、閉胸する。 2.低侵襲心臓弁置換術:心臓内手術手技と体外循環手術は基本的に上記と同じであるが、異なる点は、切開部が第4肋間右側から選択でき、外傷が少ないことである。 技術の進歩に伴い、経胸腔鏡下心臓弁置換術も選択肢の一つとなりました。 すなわち、経皮的大腿動脈穿刺後、心臓カテーテルを大腿動脈、腸骨動脈、大動脈に沿って通し、左心室と大動脈弁に到達させ、大動脈弁置換術を行います。