深く息を吸って何が悪い?

肺線維症、右心不全、肺がんなどにより、底をつかない深吸気が起こることがある。 1.肺線維症:肺線維症になると、肺に格子状の変化が生じ、換気制限機能障害、次いで吸気機能障害が起こり、その結果、深吸気が底まで達しないことがある。 2.右心不全:右心不全により胸腔内に多量の液体が貯留することがあり、胸腔内に多量の液体が貯留すると肺組織が圧迫され、肺にガスが吸入されにくくなり、最後まで深く吸入できない状況になることがある。 3.肺がん:肺の中に腫瘍細胞が増殖している場合、気管や肺胞を圧迫するため、気管や肺胞が閉塞状態になり、吸入時にガスが閉塞部分を通過しにくくなり、その結果、下まで深く吸えない状況になることもある。 肺炎、胸水など他の原因でも深呼吸が見られることがありますので、医師の指導のもと、胸部CT、心エコー、MRIなどの検査を改善し、病気の原因をはっきりさせ、積極的に治療していきましょう。