陰柴胡と柴胡の違いは、主に源、効能、主治、性、風味、禁忌である。 1.薬源:銀柴胡はスベリヒユ科の植物銀柴胡の根を乾燥したものである。 ウマノスズクサ科の植物、細葉柴胡の根を乾燥したものである。 2.効能:銀柴胡は虚熱を清熱し、疳熱を除く。 また、体の外と内を調和させ、肝を散らし鬱を和らげ(肝の気を散らし鬱を治療する)、陽を高め沈んだ臓器を持ち上げる(体の陽の気を持ち上げ沈んだ臓器を支える)効果がある。 3.効能: 陰柴胡湯は陰虚による発熱、骨気・労熱、小児下疳熱に適応する。 柴胡は寒熱(身体が熱いと同時に冷えている)、胸満(胸が膨らんで不快感がある)、難産(肋骨付近の痛み)、口苦、難聴、頭痛、めまい、マラリア、赤痢、脱肛、月経障害、子宮脱などに用いる。 4.性味と経絡:陰柴胡は味が甘く、やや寒性で、肝経と胃経に属する。 柴胡は苦・辛・微寒で、肝・胆・肺の経絡に属する。 5.禁忌:チャイフーは、真陰虚証、肝陽亢進症の人には禁忌である。 また、熱を伴わない外風寒血虚の人にも禁忌である。 陰柴胡湯と柴胡湯の選択は、専門医が診断・治療後、個々の状況に応じて行う必要があり、単独で使用してはならない。