アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼは肝機能の指標であり、患者の心筋障害の有無の評価にも用いられる。 1.肝機能を評価する指標:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼは、グルタミン酸アミノトランスフェラーゼとも呼ばれ、主に肝細胞と心筋細胞に存在し、肝機能が低下しているかどうかを判断するために一般的に使用される。グルタミン酸アミノトランスフェラーゼは、主に細胞のミトコンドリアに存在し、肝細胞に重度の損傷がある場合に放出される。 2.心筋障害の有無を評価する:心筋障害があると、ミトコンドリアの障害にもつながり、血液中に多量のグルタチオンが放出され、心筋炎、心筋梗塞などでみられる。 臨床的には、AST高値は、睡眠不足や過度の精神的ストレスなどの生理的状態のほか、アルコール性肝炎、脂肪肝、自己免疫性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝悪性腫瘍などでみられることがある。 臨床的には、AST値の上昇を認めた場合は、通常の病院の消化器科を受診することをお勧めする。