10cm以上のチョコレート嚢胞は必ずしも癌ではない 厳密に言えば、チョコレート嚢胞が癌であるかどうかの基準は嚢胞の大きさだけではありません。 一般的に10cm以上のチョコレート嚢胞はⅡ-C型のチョコレート嚢胞を指し、嚢胞内に明らかな浸潤や多発性の嚢胞空洞があり、サイズが大きく、剥がれにくく、外科的治療が困難で、再発しやすく、がん化する可能性が一定の確率であるとされています。 しかし、チョコレート嚢胞のがんは嚢胞の大きさによるものではなく、比較的小さくても再発する嚢胞も多く、そのような嚢胞も卵巣子宮内膜がん、明細胞がんなどのがんになる可能性があります。 10cm以上のチョコレート嚢胞は手術が可能で、妊孕性が必要な方は手術で妊孕性と卵巣機能を温存し、妊孕性が必要なく悪性化の可能性が高い方は根治手術を行い、積極的な治療で癌化の可能性を減らすことができます。 その他、ご不明な点がありましたら、専門の医師にご相談ください。