大腸癌の予後に影響する因子は多く、腫瘍の低分化度、血管血栓の存在、腫瘍マーカーCEAやCA19-9の高値は、術後の大腸癌患者の再発・転移の危険因子である。 大腸癌組織の分化度が低いほど増殖力が強く、腫瘍細胞の分裂が速く、脱落や植え付けが容易で、大腸の周囲組織や毛細血管、リンパ管への転移が多く、術後の腫瘍再発率が高くなる。 腫瘍組織の直径が大きいほど、手術でがん組織が残存する可能性が高くなり、術後の再発率が高くなる。 腫瘍マーカーCEAとCA19-9は、大腸癌の術後再発と転移の予測において高い感度と特異度を有する。 したがって、大腸癌患者は、再発・転移を積極的に予防し、長期予後を改善するために、術後の腫瘍マーカーの値を注意深く観察する必要があり、医師の指示に従って定期的な検査を受けることが推奨される。