高齢者、頻繁な下痢

高齢者に下痢が頻発する原因としては、主に消化管腫瘍、潰瘍性大腸炎、腸内細菌叢障害、急性胃腸炎などが考えられている。 1.消化管腫瘍:良性の腸ポリープや胃がん、腸がんなどの悪性腫瘍が消化管内で増殖し、消化管の消化機能に影響を及ぼすことで、下痢が頻発しやすくなる。 2.潰瘍性大腸炎:腸の表面が潰瘍化した潰瘍性大腸炎でも下痢が頻発することがあり、粘血便の症状が出ることが多い。 3.消化不良:高齢になると消化機能が衰え始め、下痢が頻発しやすくなる。 4.急性胃腸炎:冷たいもの、辛いものを食べたり、風邪をひいたりすると、急性胃腸炎を引き起こし、下痢が頻発することがある。 高齢者の頻発する下痢は腸内細菌叢の乱れなどが原因であることもあるので、治療が遅れないよう、適時に関連する検査を受診し、原因を特定するように注意する。