肺気腫における酸素流量と酸素濃度

肺気腫の患者には通常、酸素流量1.0~2.0L/分、酸素濃度28~30%の経鼻カニューレによる酸素投与が行われる。 肺気腫の病因はまだ不明であり、一般に多くの因子の相乗効果によって生じると考えられている。 多くの危険因子の中で喫煙が最も支配的であることがわかっている。 慢性の咳や痰、息切れ、呼吸困難、喘鳴、胸部圧迫感などが通常みられ、進行すると食欲不振や体重減少もみられる。 肺気腫の患者は通常、肺機能が低下している。 肺気腫の治療には、禁煙、臭化チオトロピウムなどの気管支拡張薬、アンブロキソールなどの去痰薬が用いられる。 低酸素血症が発症した場合は、長期の在宅酸素療法が必要となる。 肺気腫患者は一般に換気機能障害を示し、II型呼吸不全に陥りやすいので、酸素吸入は酸素濃度30%未満の低流量酸素を基本とし、1日15時間以上の酸素吸入を行う。 肺気腫と診断された場合は、時間内に呼吸器内科を受診し、専門医の指導の下、標準的な治療を行い、合併症を予防・治療し、生活の質を向上させる必要がある。