腎陽虚と脾虚の治療法

腎陽虚と脾虚はともに、以下のように薬で治療することができる。 1.腎陽虚:一般的な腰痛や膝痛(腰や膝の痛みや脱力感)、冷え症、あるいは男性のインポテンツ、早漏、女性の子宮冷え性による不妊症、性欲減退、あるいは便の排便が長引く、便に未消化の食物がある、夜明け前の腹痛や下痢、顔色が悪い、あるいは暗い、寒さを恐れる、手足が温まらない、抑うつ、長時間の清尿や夜間頻尿などの症状がある。 このうち、インポテンツ、虚証、腰痛症には右桂枝湯、下痢症には四神丸を用いる。 2.脾気虚:脾気虚(主に食欲不振や減食、腹部膨満感、食後の明らかな腹部膨満感、緩便(細く形の悪い便)などが現れる)には人参苓白朮散などが、脾気虚・気沈(主にめまい、射精の遷延、食後にさらに顕著な膨満感として心窩部(腹部)の重だるさなどが現れる)には補中益気湯(脾を補うことで気虚を治療する)などが用いられる; 長引く腹痛(軽い腹痛が続く)、温圧嗜好、少食、腹部膨満感、乏便・未消化便(未消化の食物が便に多く含まれる)などが主な症状である脾陽虚には、レーマンエ(Radix Rehmanniae)の合剤入り丸薬(Radix Rehmanniae Pills with Conjugated Zi)を用いる。 上記の薬を使用する必要がある場合は、まず自分自身の身体の状態を明らかにする必要があり、漢方診断を受けた上で医師の指導のもとに使用することを勧め、やみくもに自己判断で服用しないこと。