オミクロン変異株の特徴は?

オミクロン変異株は、従来のネオコロナウイルス株よりも上気道を攻撃しやすく、変異率が高いこと、伝播速度が速いこと、病原性が高いこと、潜伏期間が短いこと、重症化率が著しく低下すること、ワクチン接種者が感染しやすいことなどの特徴がある。
1.オミクロナウイルスは本来のネオコロナウイルスに比べ、上気道を攻撃しやすく、咳、鼻水などの上気感症状を引き起こすが、オミクロナウイルスが肺を攻撃しないわけではない。
2.2021年12月の研究で、オミクロンウイルスはSタンパク質(ネオコロナウイルスと宿主細胞のACE2受容体をつなぐタンパク質)の変異部位が32箇所あるのに対し、世界を襲ったデルタ株は2箇所、ベータ株は3箇所であることが示された。
3.オミクロン変異株は、デルタ株や既存株の70倍の速さで気管支を通過し、デルタ株の3〜4倍の毒性を持つことが研究で示されている。
4.デルタ変異株の潜伏期間は約4日、オリジナル変異株の潜伏期間は約5日であるのに対し、オミクロン株では感染後2〜3日で症状が出現する。
5.omicron感染者はワクチン接種後も感染するが、その程度は原型株やデルタ株に比べて軽微であることが報告されている。 全体として、オミクロンに感染した患者は軽症であることが多く、重症患者は基礎疾患のある患者、抵抗力の弱い小児や高齢者が多い。