肺を滋養し、心を落ち着かせる薬草には、ユリ、マイタケ、朝鮮人参などがある。 1.百合:陰を養って肺を潤し(肺の水分を補うことで肺を潤す)、心を清らかにして心を静める(内なる煩悩や熱を取り除くことで心を落ち着かせる)。 陰虚や血痰を伴う空咳に適し、熱病の余熱による恍惚感や不眠などの症状にも用いる。 2.オフィオポゴン:陰を養い、津液の産生を促し、肺を潤し、心を清らかにする。 肺の乾燥、空咳、口渇が少ない、不眠、動悸(心臓の鼓動が速く、しばしばパニックを伴う)、パニックになりやすいなどの症状に用いることができる。 3.人参:補脾(脾臓と肺の調子を整えること)、鎮静、知性の発達を促す。 気血両虚、肺虚咳嗽、動悸不眠、心が落ち着かないなどの症状に適する。 上記の生薬はいずれも、肺を補い、心を清め、あるいは心を養い、心を静める(心を養うことで精神を安定させる)作用があります。 不調がある場合は、症状を正しく把握するため、専門の漢方医の指導のもとで服用することをおすすめします。